牛尾農場では「ハリマ王」という品種を栽培しています。2000年頃に隣町の加西市の北本さんより種をわけていただき、それを毎年自家採種しています。一般的なニンニクより強烈な匂いと味を持っています。10月頃に種用に残しておいたニンニクを一片ずつに分け、植えつけていきます。翌年5月半ば以降に伸びてきた花茎を摘み取り「ニンニクの芽」として食します。ほんの短期間の間しか収穫できない貴重な食材です。ニンニクの芽は数センチくらいのざく切りにして豚肉などと炒めるのが一般的なようです。普通売られて いるものは花茎のみですが、その先にある花蕾も新鮮なうちは柔らかくおいしいので茎と一緒に調理して食べてください。
6月半ばに葉が少し枯れてきたらすべて収穫してしまい、風通しのよいところに吊るしておきます。年内いっぱいくらいは保存が利きます。地元の中学生のトライやるウィークがちょうどこの収穫の時期にあたるので、毎年中学生に手伝ってもらっています。